厚労省の統計によると、2023年10月末時点での外国人労働者数は204万8675 人で前年と比べて約22万5000 人増加しており、そのうち「技能実習」の在留資格で入国した方は前年比で7万人弱増えています。
また、出管庁の統計によると、2022年末及び2023年末の特定技能在留外国人数は、以下のとおり、1年間で8万人弱増えています。
- 2022年12月末:13万0923人
- 2023年12月末:20万8462人(速報値)
これらのことからすると、我が国への外国人労働者は1年間に約1割と急速に増えており、その増加数の大半が技能実習及び特定技能の在留資格の方であるということがわかります。
なお、2024年4月現在、政府は特定技能制度の対象となる産業を増やすとともに、技能実習制度を育成就労制度に切り替えて刷新していく方針で、政府が外国人労働者を必要と感じていることが推察されます。
政府の方針からすると、技能実習(育成就労)及び特定技能で入国する外国人労働者は今後も増え続けていくと考えられます。